得する建設業ニュース

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2019.04.30   得する建設業ニュース

建設キャリアアップシステムの申請件数4倍に

建設キャリアアップシステムの申請件数4倍に

少し前に掲載されていた建通新聞の記事から。

技能者登録の申請件数が約4倍に

建設キャリアアップシステムの技能者登録の申請数が、2019年2月には4575件、3月には約4倍の1万8472件に増加したとのこと。累計では約4万8000件とのことなので、この4月の運用から大きく加速したことになります。

業界団体の働きかけや現場運用に向けた準備がこの伸びに繋がったようです。

建設キャリアアップシステムとは

「いつ、どの現場に、どの職種で、どの立場で働いたのか」「どのような資格を持っているか」「どんな講習を受けたか」といった登録情報をもとにして、技能者の評価を適切に評価しよう!というものです。

適切に評価されることで得られる利益として、

・技能者の能力や経験に対して適切な処遇がされるようになる

・事業者(建設会社)の施工能力が見えるようにする

・現場管理が効率化される

といったことがあります。

詳しくは以前の記事をご覧くださいませ。
5年後までに全技能者を登録!建設キャリアップシステムとは

 

手続きの遅れと振興基金の様々な取り組み

記事によると、申請の不備率が90%!!このことも登録の遅れの一つになっているようです。そこから申請書の改定や、不備の多い項目を簡素化するなどして、スムーズな登録に向けて改善を重ねています。

また建設業者様と深くかかわっている私たち行政書士が代理で手続きすることが認められ、行政書士の記名・押印欄も出来ました

今後、加速度的に申請数・登録数は伸びていくと思います。そしてその後、国交省が目標としている100%という数値まで伸びるかどうかは、この建設キャリアアップシステムそのものの活用が上手く業界にマッチしていくかにかかっていると思います。本来の「技能者実績や資格をちゃんと評価して、適切な処遇につなげていこう」という制度趣旨がどこまで現場で達成されていくのか。上手く活用が出来れば建設会社様にとってもメリットの大きな制度です。煩雑なところを私たちがお手伝いし、有効に活用していただけるようにしたいと思います。

 

ブリジアスでは、お客様の建設キャリアアップシステムの登録を支援しています。お気軽にご連絡ください。

 

 

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