横浜市も神奈川県も2年度ごとの入札参加資格で、
平成31, 32年度に資格を取得するための申請は去年の秋に終了しています。
入札参加資格申請の意味
「入札出来る資格を維持する」というのが一番ですが、 それだけではないのです。
「入札出来る資格の維持」を前提として、「格付(ランク) がどうなるか?」これが重要な問題です。
申請をするときには経審点+主観点の元になる資料を提出します。 ですので申請した時点でトータル何点になるか、 というのは大方分かっているのですが(※)
分からないのは基準点が変わるかどうか。つまり、 Aランクは何点から何点、何点以下はBランク、という「〇点」 の部分がいつも同じとは限らず、 行政側が変動をさせてくるのです。
(※)主観点には工事成績が入ることがあり、 申請時以降の成績も反映させることがあるので、 申請した時点でピタリと予想することは出来ません。「大方」 は予想できます。
横浜市の31,32年度の格付
3月1日に各社に通知されました。同時に基準点も公表になりました。
軒並みボーダーがアップしています。土木Aは25点、舗装Aは35点、上水道Aは35点アップなど…
※電気は10点ダウン。
29,30年度の基準点で予想をされていた方の中には、この幅に入ってしまった方もいらっしゃるかもしれません。27,28年度からも35点アップというのがあったので予想はしていましたが、やはりこれくらいは余裕を持って点数予想をしていかなければいけませんね…
経審制度の改正も影響したと思いますが、多くの会社様が点数アップに対して対策した結果だと思います。
弊所でお手伝いさせて頂いた会社様からも少しずつ報告を頂いています。
神奈川県の31,32年度の格付
さて。神奈川県は代理申請していますと全社様分の結果通知連絡がメールで来ます。
システムから発送されているメールだとおもいますが、 なぜいつも夜中なのだろう?(2時~3時)
29,30年度から基準点に変更はありませんでした。
弊所のお客様では、ランク維持のお客様、
随時申請は
2年度の途中でも入札参加資格申請は可能です。4月より随時申請が始まります。最初の受付期間は短いので、3月中から準備をしておきましょう。
行政書士法人ブリジアスでは、経審申請、入札参加資格申請のご依頼を承っています。経審点アップ、格付アップをしたい方は、お気軽にお問い合わせください。