スタッフブログ

column

2025.06.20   スタッフブログ

2025 JUNE

2025 JUNE

ー経理 本田ですー

間もなく今年も半分終わり・・・。
そして間もなく今年も猛暑がやってくる‼️

 

職場の熱中症対策が「義務化」されました!

最近夏の暑さがますます厳しくなっています。
そんな中働く人たちの健康を守るため2025年6月から「職場での熱中症対策」が法律で義務になりました。
今回はこの新しいルールについて分かりやすくご紹介します。

どうして義務化されたのか?
毎年暑さで体調を崩す人が増えています。
特に外で働く方や空調のない場所で作業する方は熱中症のリスクが高いです。
命に関わることもあるため国が「しっかり対策をしましょう!」と決めたわけです。

どんな職場が対象なのか?
建設現場や工場
倉庫や農作業の現場
屋外イベントの設営
エアコンのない作業場

「暑い場所で1時間以上」または「1日4時間以上」作業する場合はしっかりとした対策が必要です。

会社がやらなければいけないこと
1. 体調の変化にすぐ気づける体制づくり
「ちょっと具合が悪いかも」と思ったらすぐに伝えられるようにする。

2. すぐ休ませる冷やす
熱中症の疑いがあれば無理せず作業を中断し涼しい場所で休憩。
必要なら病院へ。

3. 作業環境を工夫する
日陰や休憩所を用意したり水分補給をこまめに呼びかけ。
作業時間の調整も大切。

4. みんなに分かりやすく伝える
新しいルールや注意点を全員が分かるように説明し定期的に確認する。

もし守らなかったら?
違反すると会社は罰金や懲役になることも…。

以下参考まで
📌罰則の内容———-
1. 個人事業主や経営者への罰則
6か月以下の懲役(拘禁刑)
または50万円以下の罰金
このどちらかまたは両方が科される可能性がある

2. 法人(会社)への罰則
50万円以下の罰金
会社そのものにも罰金が科される

📌罰則が科されるまでの流れ———-
まずは労働基準監督署などから是正勧告や指導
熱中症対策が不十分だとまずは行政から「改善してください」と指導や勧告が入る

📌改善命令に従わない場合や重大な事故が起きた場合———-
それでも改善されないまたは熱中症による重大な事故(死亡や重傷)が発生した場合は罰則適用

📌作業の停止命令なども———-
場合によっては作業の一部または全部の停止命令が出されることもある

📌罰則の根拠となる法律———-
労働安全衛生法第119条・第122条などが根拠

熱中症は年齢や体力に関わらず油断できない夏の身近なリスクです。
「自分は大丈夫」と思わずみんなで声をかけあって元気に夏を乗り切りましょう!

ページトップへ矢印