新型コロナウイルス感染拡大を受け、許認可の申請方法を郵送へと切り替える自治体が増えてきました。
神奈川県の建設業許可・経審
4月20日より、建設業許可及び経審について、原則郵送となりました。
郵送することにより、
▼副本の返却は最大3週間
▼経審結果通知の発送は最大60日
となっています。
過去に例を見ないことであり、余裕を持った日数の設定とは思いますが、収受印のある副本が早く必要になる場合、また経審結果通知が早く必要な場合は、以前よりも早く申請をしないと間に合わない可能性があります。
許可関係については、神奈川県に到着した日が受付日となりますので、持参するのと比べて1~2日遅くなることになります。しかし受領されていることが確認できれば、受付印は押されるはずですので、ひとまず安心です。
問題は経審
経審の有効期間は、結果通知を受領した日から開始します。前回の経審がまだ有効な間に新しい経審を受け、結果通知を受領しなければなりません。前の経審も、今回の経審も有効ではない期間があると、この期間は公共工事の契約ができません。
神奈川県では通常申請から約30日で結果通知が発送されていましたが、今回の措置で結果通知の発送に60日かかるとなると、ギリギリに出していた業者様ですと有効期限が切れてしまう可能性があります。
早め早めの申請を行うようにしましょう。
私たちも未経験のことですので、今後業務を行いながら事例を積み上げていくことになります。可能な限りお客様のご希望に沿ったタイムスケジュールで進められるよう最善を尽くします。
ブリジアスは、建設業許可・経審業務を専門としています。お気軽にご相談ください。