スタッフ笹森です。
行政手続きの電子化が急速に進んでおり、建設業の許可申請や経審の申請もオンラインでの対応が標準となる時代に移り変わっています。
この電子申請に必要となるIDが「gBizID(ジービズアイディー)」です。
そもそも「gBizID」とは?
一言でいえば、「法人・個人事業主のための、インターネット上の共通本人確認ID」です。これまでは手続きごとにIDとパスワードを作ったり、窓口で印鑑証明書を提出したりして本人確認を行っていました。
gBizIDは、その役割をインターネット上で果たしてくれる「電子上の実印」のようなものだとイメージしてください。
一度取得すれば、以下のような様々な行政サービスに、一つのIDとパスワードでログインできるようになります。
• 建設業許可・経営事項審査の電子申請(JCIP)
• 各種補助金(事業再構築補助金、ものづくり補助金など)の申請
• 社会保険・労働保険の手続き(e-Gov)
国が提供する無料のサービスであり、これからの事業運営に不可欠なツールです。
【神奈川県の事業者様へ】
郵送による「申請」と一部「届出」のとりやめ
神奈川県では、建設業許可に関する郵送での申請・一部届出の受付を令和7年10月1日をもって取りやめます。
郵送で受け付けてもらえるのは、令和7年9月30日の到着分までとなりますので、ご注意ください。
思ったより簡単!gBizIDの作成手順
gBizIDの作成には、①オンライン申請と②郵送申請の2つの方法があります。
マイナンバーカードと対応スマートフォンをお持ちであれば、早くて簡単な「オンライン申請」がおすすめです。
① オンライン申請(スマホで完結!)
書類の郵送が不要で、スマートフォンだけで申請が完了する方法です。
最短即日でアカウントが発行されるため、お急ぎの場合に最適です。
【必要なもの】
・代表者のマイナンバーカード
・マイナンバーカード読取対応のスマートフォン
・専用の「gBizID」アプリ(無料でダウンロード)
・メールアドレス
【簡単な手順】
1. gBizID公式サイトでメールアドレスなどを入力します。
2. スマートフォンの「gBizID」アプリを起動し、マイナンバーカードを読み取ります。
3. 画面の指示に従って本人確認を行い、申請完了です。
② 郵送申請(従来の方法)
インターネットで申請書を作成した後、印刷・押印して郵送する方法です。
アカウントの発行まで約1〜2週間かかります。
【必要なもの】
・印鑑証明書(発行から3ヶ月以内)と登録印
・SMSが受信できるスマートフォンまたは携帯電話
・申請書を印刷するためのプリンター
・メールアドレス
【簡単な手順】
1. gBizID公式サイトでメールアドレスなどを入力します。
2. 作成された申請書をダウンロードして印刷し、登録印を押印します。
3. 印刷した申請書と印鑑証明書を、gBizID運用センターへ郵送します。
4. 書類がgBizID運用センターに到着後、審査が行われます。審査には通常1〜2週間ほどかかります。不備があるとさらに時間がかかるため、余裕を持った申請が不可欠です。審査が完了するとメールが届き、利用を開始できます。
まとめ
• 電子申請に必須のgBizIDをお持ちでない場合は、今すぐ準備を始めましょう。
• gBizIDは、建設業の申請だけでなく、補助金の活用など、今後の事業運営に活用できます。
• 建設業許可の電子申請は、「建設業許可・経営事項審査電子申請システム(通称:JCIPジェイシップ)」を利用して行いますが、このシステム上で行政書士に代理申請を委任することが可能です。
• 私たち行政書士法人ブリジアスは、神奈川県横浜市を拠点とする、建設業許可申請に特化した行政書士法人です。電子申請への移行でご不明な点や、面倒な手続きを専門家に任せたいとお考えでしたら、gBizIDの取得サポートからJCIPでの申請代行まで、私たちが責任を持って対応いたします。どうぞお気軽にご相談ください。