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2025.11.26   スタッフブログ

CCUS登録職種の選択を見直しましょう!

CCUS登録職種の選択を見直しましょう!

建設キャリアアップシステム(CCUS)における職種の登録・選択については、能力評価の申請において非常に重要な役割を果たします。
誤った職種で登録されていたり、現場に入る時にその職種が選択されていなかったりすると、能力評価に申請できない、正しいレベルに到達できない、ということが発生する可能性があります。

「現場での経験は豊富なのにレベルが上がらない……。」
といった事態を避けるためにも、いま一度職種の確認をしておきましょう。
 

能力評価(レベル判定)とは?

建設技能者の能力評価制度は、CCUSに蓄積された
「経験(就業日数・現場種別)」
「知識・技能(資格・講習・表彰など)」
「マネジメント能力(職長日数・基幹技能者講習等)」

をもとに、技能者をレベル1~4の4段階で評価する仕組みです。

職種ごとに評価実施団体が分かれており、各団体が国交省ガイドラインに基づいて
技能者がそのレベルにあたる経験を有しているかどうかを評価します。
令和7年12月現在、電気工事、配管、内装仕上、解体など46の分野で評価基準が設定されており、CCUSで確認できる情報や提出書類をもとに評価が行われます。
 

職種選択が能力評価に与える影響

CCUSの就業履歴は、「いつ・どの現場に」「どのような職種・立場で」従事したかが蓄積され、その情報が能力評価の判定に採用されます。
※令和11年3月31日までに申請を行う場合には、令和6年3月31日までの就業年数、マネジメント経験については所属事業者等が作成した「経歴証明書」により経験が認められる経過措置がとられています。

実態に合わない、あるいは評価対象ではない職種で登録してしまうと、本来評価されるべき現場経験が別の職種扱いとなり、そのまま実態に合わない就業履歴が蓄積されつづけ、能力評価に必要な就業日数にカウントされないリスクがあります。
 

改めて登録内容の確認を!

これから技能者登録をされる方はもちろん、すでに技能者登録がお済みの方についても
一度登録内容の見直しを行い、適切に就業履歴が蓄積されているかを確認しましょう。

✅職種の登録がされているか
✅現場に入るときの職種選択、立場選択を行っているか
✅職種選択、立場選択に誤りがないか

>>CCUS職種コードと能力評価対象職種の対応表(国土交通省)

 
行政書士法人ブリジアスでは、CCUS新規申請、変更申請ともに代行のご依頼を承っております。また、レベルアップが可能かどうかの判定、能力評価申請の代行もサポートしております。
どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。

★令和8年3月31日までの能力評価申請は、評価手数料4,000円全額支援の対象となります。是非この機会に能力評価をご検討くださいませ。

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