ケーススタディ

gr02_ec

ケーススタディ

【2019年5月】建設業許可更新:社会保険の変更届が意外なトラップ

【2019年5月】建設業許可更新:社会保険の変更届が意外なトラップ

更新申請の前に変更届は出しておこう

5年に一度の更新申請。

この時には、例えばこんなことが変わっていたら、事前に変更届を出しておかなければなりません。

・所在地

・資本金

・役員

・経営業務の管理責任者

・専任技術者   など

更新申請書についている会社の履歴事項全部証明書などと照合して、届け出ていない役員がいたりすると、まずその変更をしてから更新しましょう、ということになります。

 

忘れがちな社会保険の届出

平成28年6月から、社会保険の届出の状況に変更があった場合には、変更届が必要になりました。これが意外にトラップ!

これより前の平成24年から、社会保険の加入状況についての書面を、建設業許可申請の時に出すことになっていました。

内容としては、

・健康保険に入っているか

・厚生年金保険に入っているか

・雇用保険に入っているか

の3つです。

これが、前回申請時には【全部加入】だったところ、今回の申請までの間に、例えば全員役員になったなどの理由で【雇用保険は適用除外になった】といったような場合、変更届が必要になるのです。

この変更届は忘れがち。

前提として、前回どんな申請をしていたかをちゃんと把握している必要があります。更新申請の時には窓口で、この点を以前の申請内容を見ながらチェックをし、変更点が無いか確認をされます。

 

社会保険加入が要件になると?

次の建設業法の改正で、社会保険加入が建設業許可の要件になりそうですので、そうなるとこの辺りの実務が変わってくるかもしれません。

【未加入】という申請や届出は無い(要件満たさないので出しても許可にならない)はずなので、【加入】か【適用除外】か。

【加入】⇔【適用除外】の変更について届出が必要というのはこのまま継続されるのではないかと思います。

 

建設業許可更新のお手続きについては、お気軽にブリジアスまでお問い合わせください。

申請時期2019年5月
申請内容建設業許可更新
申請先神奈川県
事業形態法人/横浜市
ページトップへ矢印